「加速が遅いから追い越し車線に入りづらい」
「坂ではアクセルを深く踏んでもスピードが出ない」
「片側1車線で後ろからよく煽られる」
「軽のボディは紙装甲なので事故れば終わり」
「風が強いor大型車の通過による風圧で車がよれる」
「椅子の質が悪いので体が疲れる」
「軽のエンジン音がうるさい」
軽自動車で長距離運転するとこういった悩みを持ちますよね。
私も軽自動車に運転しているとき、このような事を思っていました。。
- 普通車から軽自動車に買い替えたい
- 税金が安い軽自動車に乗ってる
- 普段は街乗りがメインだから軽自動車でいい
これから軽自動車に買い換えようと思っている・購入した人・すでに乗っている人にもいえる事ですが、軽自動車はボディが弱いので、何かしらにぶつかったり追突されると軽症では済まされないケースになる事が多いです。
私はこういった不安を取り除きたかったので売ってしまいましたが、最悪な事態にならない為にも長距離ドライブや旅行をする際の「準備」や「疲れない運転方法」、「オススメの車種」について解説していきますので必ず一読しておいてくださいね。
軽自動車の長距離ドライブは体力があっても疲れる
私も軽自動車(タントやワゴンR、Nboxなど)を運転した経験がありますが、長距離はもちろんのこと高速道路や坂道の運転は非常に疲れます。
- 体力のある20代の頃でも
- 坂道の多い道
- 風の強い日
- 車の流れが早い
などに運転すると普通車を運転する何倍も疲労感がありました。
疲れない運転方法や準備を知る上で疲れる理由を知る事は非常に重要です。
今まで軽自動車を運転してきて麻痺している・慣れている人もぜひチェックしておきましょう。
疲れる原因は?
疲れる原因は主にこの5つ。
- エンジン音がうるさい
- アクセルを強く踏まなければいけない
- 加速が遅い
- 風でハンドルをとられる
- 椅子の質が悪い
1つずつ疲れる原因や対処法について解説していきましょう。
エンジン音がうるさい
10年前の車に比べて最近の軽自動車のエンジン音は防音材が追加されたりして静かになりましたが、高速道路などで加速する際はオーディオやTVの音が最小だと聞こえなくなります。
社内を静かにしたいのであれば、
- アクセルを踏まなくて済むターボ車にする
- 遮音材、吸音材をとりつける
- 社外の防音マットをつける
- コンフォートタイヤに履き替える
こういった対処法を行いましょう。
遮音材、吸音材、防音マットなどはカー用品ショップなどの店員さんに聞くと分かりやすくアドバイスしてくれますよ。
坂ではアクセルを強く踏まなければいけない
普通車は1000ccを超えるエンジンを積んでいますが、軽自動車は660ccです。
動物でたとえるとチーターとサイくらいの差です。
アクセルをどれだけ強く踏んでも加速できないのはイライラしますし、後続車を気にする必要があるのですごく疲れます。
坂道の対処法はただ1つ。
車を替えるしか方法はありません。
少し値段が高くなりますがターボ車(過給機)を選びましょう。
ターボ車っていいの?
ターボエンジンがついている車とついていない車だと10馬力以上の差があります。
サイがシマウマになる位変わります。
しかし、ターボ車は燃費が悪くなりますので経済面を主として考えるのであれば、坂道が家の近くになければターボがない車を選んだほうがいいかもしれません。
加速が遅い
長距離運転では高速道路に乗る事が多いかと思いますが、この加速の遅さが疲労感を加速させます(笑)
例えば、あなたが1車線目を走っていたとします。
「前の車が遅いので2車線目に車線を変更しよう」と思っても加速が遅いのでいつまで経っても2車線目に移れなくてイライラ・・・なんて事が多々あります。
長距離であればあるほどこのケースが多くなるので目的地についた時にはストレスMAX!なんて事も少なくありません。
これも坂道の対処法と同じでターボ車を選ぶのがベストですが、
ターボ車は嫌という場合は、少しでも馬力のある軽自動車を選んだほうがいいでしょう。
人気軽自動車別 馬力表
社名 | 車種名 | 最大馬力(加速) |
---|---|---|
ホンダ | N-BOX | 7300回転の時に最大58馬力 |
ホンダ | N-WGN | 7300回転の時に最大58馬力 |
ホンダ | N-ONE | 7300回転の時に最大58馬力 |
ダイハツ | ウェイク | 6800回転の時に最大53馬力 |
ダイハツ | キャスト | 6800回転の時に最大53馬力 |
ダイハツ | タント | 6800回転の時に最大52馬力 |
ダイハツ | ムーヴ | 6800回転の時に最大52馬力 |
スズキ | ワゴンR | 6000回転の時に最大52馬力 |
スズキ | ハスラー | 6000回転の時に最大52馬力 |
スズキ | アルト | 6000回転の時に最大52馬力 |
軽自動車の長距離運転におすすめの車は?
1馬力の違いは体感でもよくわかるほど変わってきます。
加速面だけではなく全体的にレベルの高いホンダ車がオススメですが、シートの質感が合わないという人も少なくありません。
少し加速面では劣りますが、ダイハツやスズキの車も椅子に座っておき自分に合った車を探しましょう。
風でハンドルをとられる
背の高いタイプやワゴンタイプの軽自動車は横風に弱いです。
また、大型トレーラーやキャリアカー・コンテナトラックが横を通り過ぎた時に生じる風圧も同様です。
長距離を運転していると大型トラックが通り過ぎる事が本当に多いです。
何度もハンドルがとられるといつか事故につながってしまう可能性もありますし、疲労がたまりますので風が強い日やトラックが通り過ぎる際は両手でしっかりとハンドルを握っておきましょう。
椅子の質が悪いので体に負担がかかる
最近の軽自動車はシートの質がよくなってきているのでこれから初めて乗る人や軽自動車に乗り続けてきた人はそこまで気にならないかもしれません。
普通車から軽自動車に乗り換える際や10年以上前の軽自動車に乗る際は注意が必要です。
まだ購入していないのであればシートに実際座ってみる等で質感を確かめてから購入するようにしましょう。
「いつか慣れるだろう」という安直な気持ちだと長距離運転時に疲労がたまり後悔する事になりますよ。
軽自動車で長距離や旅行に行く前に絶対にやっておくべき準備
軽自動車で長距離や旅行に行く前に必ずしておくべき事は
- ガソリンを満タンにして走る
- 高速道路に乗るならタイヤの空気圧をガソリンスタンドで高くする
- 必要のない重い荷物は車から出し軽くする
- 仮眠グッズを用意する
- 腰の負担を軽減できるような低反発クッションを持っていく
- スマートフォンの予備バッテリーや充電器
- 休憩する場所を予め決めておく(2時間に1回は休憩するようにしましょう)
- ファンベルトに損傷がない、張り具合をチェック
- エンジンオイルや冷却液の量が問題ないか
- ラジエーターキャップが締まっているかどうか
雪道を走るなら
- スタッドレスタイヤに替える
- タイヤチェーン(1回はめておきましょう)
- タイヤ交換できる程度の工具を持っていく
- 金属のタンクに予備ガソリンとして10リットルほど入れておく
- バッテリーのブースターケーブルを持っていく
- 汚れてもよい上下服、軍手、タオル、ビニール袋大
- 飲料水、パン、菓子を用意しておく
これらを用意するかしないかで目的地についた時のストレスや疲労感は大きく変わってきます。
目的地や距離に応じて、必要不必要を見極めきちんと準備しておきましょう。
疲れない運転方法は?
これは様々な方法の中で実際に私がやってみた事で疲労を軽減できたと感じた事です。
1つずつ詳しく解説していきます。
軽自動車はパワーがないので長い登り坂では登坂車線を走行する
何度もお伝えしてきましたが、軽自動車は馬力がないので普通車に比べてパワーがありません。
普通車と同じようにアクセルを踏んでも前には進みませんので後続車や別車線を気にしなければいけないのでストレスがたまります。
登坂車線がある道路では積極的に使っていくようにしましょう。
車間を広く取って運転する
前の車がどれだけ遅くても車間距離を詰めて走るのは絶対にNGです。
加速が普通車に比べて遅いので車線変更をする場合、車間に余裕がないと前の車に衝突してしまったり、変更したい車線の車に迷惑がかかってしまいます。
他にも車間を広く取っておけば、渋滞にもすぐ気がつける・急ブレーキにも慌てず対応できる・視野が広くなるので道路状況を把握できるなど様々なメリットがあります。
2時間おきにトイレ休憩して背伸びする
私はせっかちなタイプなので、数年前までは休憩よりも目的地に早く着きたいという気持ちがあり休憩なしで運転していましたがある時、目的地に着いてから疲労で倒れてしまった事があります。
自動車運送事業に係る交通事故要因分析報告書(平成 21 年度) にも記載されていますが、長時間同じ姿勢でいたり、ストレスや疲労で「虚血性心疾患」「虚血性心疾患」「心筋梗塞」「脳出血」のような病気が発症してしまうかもしれません。
もちろん、健康体であれば可能性はほぼありませんが、0%ではありません。
長時間の運転は体にとってもリスクですし、判断能力が鈍り、脇見運転や運転操作不良などから事故につながってしまう恐れもありますので、必ず休憩するようにしましょう。
経済的に余裕があるなら
軽自動車で長距離運転はきちんと準備をし、疲れない方法で運転したとしても普通車に比べると疲れますしストレスが溜まります。
また、軽自動車は紙装甲なので当たれば無事でいられる可能性は低いです。
なので経済的に余裕があるのであれば長距離運転をする際はカーシェアやレンタカーを借りたほうがいいでしょう。
絶対お得に車を買い替えたい・売りたい人は必見!
車を買い換えるときや、売ってお金にしたい人の多くの方がディーラー下取りに出したり中古車店に売ったりしますが、それだと損する事が多いです。
下取りや中古車ではなく、数社にオークションで売った方が高く売れます。
私の愛車でしてタント(3年落ち3万キロ)を査定したところ、78万円の値段がつきました。
ちなみに、下取り価格は去年だと75万円、今年は65万円でした。
- 査定は1回のみ
- 売らなかったとしても無料
- 一括査定のような面倒くさい電話は無し
- 数社に競売されるので高値で売れる
申込みもカンタン、すぐに査定金額もわかります!