こんにちわ!車買取マイスターのサテ子です!

「一括査定の方が高く売れるっていうけどどう売るの?」
「必要な書類は何?」
「いつのタイミングで車は引き取られるの?」
「売ったお金はいつ受け取れる?」

っと、一括査定で車を初めて売る人は、このような事を疑問に思う事が多いです。

今回は、どういった流れで査定から入金まで進んでいくのか?
一括査定をするなら必ず事前に知っておきたいやり方について解説していきたいと思います。

では参ります。

一括査定はまずネットでの申込から


申込は売り方によって異なってきます。

ディーラーの下取りや中古車販売の場合、直接お店にいって下取り・売りたい旨を伝えれば申込み完了となり、あとは勝手に下取り・買取金額まで出してくれ、承諾すれば終わりです。

車買取一括査定の場合は、パソコンやスマートフォンで申込となります。

ちなみに、ここ最近、車の買取は一括査定サービスに出す事が増えてきておりディーラーの下取りや中古車販売1社に売りにいくという人は減ってきているんですね。

なぜなら、
「車を高く売りたい」
「後悔したくない」
といった事を叶えるなら後者の方法の方が確実だからなんです。

一括査定といっても、複数の業者に見てもらうサービスや1回の査定で複数の業者にオークション形式で入札してもらう方法など、いくつかのサービスがありますので、自分に合っていそうなサイトを選び申込するようにしましょう。

話は少し脱線してしまいましたが、今回はこの今人気な「一括査定」の流れについて詳しくお話していきたいと思います。

一括査定サイトは、申込みの項目数は異なりますが

  • 車の車種
  • 年式
  • 走行距離
  • 電話番号

などの項目を入力するのが一般的。

入力後、その車の買取金額相場がいくらなのか開示され、数分後(夜であれば次の日の朝8時~9時)に自宅周辺の買取業者から沢山の電話が鳴るでしょう。

沢山の電話が鳴ればしつこさから無視したくなりますよね。
しかし、無視をしても電話はいつまで経っても鳴り続けます。

なので、しつこい電話を鳴り止ませたいなら1社ずつかかってきた業者に対し、「すでに売った」「乗り続ける事にした」「家族や知り合いに渡した」と伝え、断る方がいいでしょう。

買取業者の中からいくつか絞り、電話にて査定を行う日時を決めていきます。

査定を行う場所や時間、査定前にしなくてもいい事


まず「査定はどこでするのか?」ですが、

買取業者やディーラーへの下取りの場合は「お店」
一括査定の場合は「駐車場」
中立の立場で査定をしてくれるオークション形式だと「ガソリンスタンド」
で査定をする事が一般的。

一括査定の出張査定とは、買取会社の営業マンが指定日時にこちらまで来てくれるサービスです。

査定とは言っても、傷の有無や室内の状況・パーツの確認・エンジンの調子を確認するくらいで、査定のメインは価格交渉となります。

ここで1つポイントですが、
「査定前に傷の修理はしておいたほうがいい」
と考える人もいるでしょう。

しかし、どんな傷であれ査定額にはそれほど影響を及ぼしませんので修理に出す必要はありません。

むしろ自分で修理をすれば逆に査定額が下がってしまう場合もありますし、修理費を出して直してもらえたとしても、かかった費用をペイできるほど査定額が上がったりはしないので、修理はせずそのまま査定に出しましょう。

査定前に行うのは簡単な清掃くらいで問題ありません。

定期検診をしてきた記録が残っているメンテナンスシートなどを見せ、大事に使用してきたということが伝わればOKです。

査定時間は1~2時間で終わります。
長丁場になりますが1日で全部終わらせたほうが、精神的にも高値で売る為にもいいので3~4社くらいに出張査定を依頼しましょう。

金額交渉に必ず伝えておくべき事は


出張査定時では金額交渉が最も重要なポイントとなります。

買取会社には、車種ごとに「最大いくらまでなら買ってもいいか」のボーダーラインがありますので、そのボーダーラインにどれだけ近づけられるかが肝要です。

金額交渉のコツはこちらの希望金額を提示しないコト。

買取業者の営業マンから「いくらなら売りますか?」と執拗に聞かれます。

「いくらで売りたいかまだ考えてない。査定してくれる業者さんの中で最高値の見積もりを出したところで売却します」

と伝えましょう。

こう伝えるだけで、買取業者からボーダーライン近くまでの見積額を提示してもらえる可能性が高くなります。

とくに、人気車種を売る際にこの方法は有効です。

また、「金額交渉時に、他の業者はどこで依頼してますか?」と聞かれる事があるでしょう。

こういう時は、正直に査定してくれた他社や予定している業者名を伝えましょう。また、自分の住んでいるエリア周辺にある大手の中古買取業者で査定してもらう予定と伝えるのも手でしょう。

沢山の業者に査定してもらうと伝えるだけで、どこよりも高く買い取らなければなければ売ってもらえない訳ですからオススメです。

自分の住んでいるエリア周辺にどんな大手中古買取業者があるのか、わからなければ当サイトの各エリアの業者一覧ページを参考にしてください。

絶対に忘れてはならない書類・売却の準備


売却時には多くの書類が必要になります。

  • 車検証(自動車検査証)
  • 印鑑登録証明書
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車納税証明書
  • 実印
  • 振込先の口座情報
  • 運転免許証
  • メンテナンスシート
  • リサイクル券(受託済みの場合)

これらは事前に準備しておくと後がすごく楽になりますので準備しておく事をオススメします。
リサイクル券は車検や自賠責が入っている書類をあまり見たことがない人だと、見覚えすらない券ですが、必ず新車でも中古車でも購入と同時に発行される証明書です。

もし紛失されていたとしても自動車リサイクルシステムのサイトから再発行できます。(車検証が必要)

これに加えて、売却する車の名義書き換えを買取店に行ってもらうために必要な委任状、および車を譲渡することを証明する譲渡証明書も必要です。

委任状と譲渡証明書については買取会社のほうで用紙は用意してもらえます。

この委任状と譲渡証明書には実印を使用する必要がありますので実印も用意しておきましょう。

引き渡しについてと、契約前にやっておくべき事


査定額が出揃ったら最終的にどの買取業者で売却するかを決定し、その業者と売却の契約を行います。

引き渡しは、買取業者が車の置いてある所まで取りに来てくれますのでわざわざ車を持っていく必要はありません。

契約前に必ずしておく事は、

  • お別れのドライブ
  • 忘れ物のチェック

です。

車を売るのは恋人とお別れするような事。
なので、「最後に車をもう一度だけ運転しておけばよかった」と後悔する人も多いです。

これから売る車は再度購入しない限り二度と運転できません。
後々、後悔しない為にもお別れのドライブは楽しんでおきましょうね。

また、車の中に忘れ物などはないかしっかりとチェックしておきましょう。

買取会社などの場合には、いかに早く転売できるかが勝負となりますので、忘れ物が返ってこないケースもあり得ます。

十分に注意してチェックを怠らないようにしましょう。

尚、査定額が決まり引き渡した後に、大きなキズや問題などが発覚した場合、減額される事もありますので油断は禁物。

中古業者によっては査定額が変わらないよう、保険としてお金をいくらか渡しておけば変動しない事もできるので、保険を利用するのも手です。

入金について


車の売却時に一括査定を利用することは、下取りに出したり1社の中古車販売業者に依頼するよりも高く売れる事は間違いありません。

なので高く売りたいなら一括査定ではありますが、電話のしつこさ以外にも、デメリットがあります。

それは車の引き渡しから入金までの間です。

通常大手業者の場合には、引き渡しから3~4日後で指定した口座に入金されます。

この期間は買取業者により異なり、即日・翌日に入金される業者もあれば、3~4日以上かかる業者もありますので、すぐにお金が必要な場合は入金までどれ位の期間がかかるのかチェックしておきましょう。

引き渡しから送金まで各買取業者別でまとめた記事はこちら

車のローンが残っている場合は、買取会社が残高を支払い、残った差額が指定口座に振り込まれます。

ローンが具体的にいくら残っているのか忘れてしまった為に、振込金額が少ないと相談してきたお客さんがいました。

いくら引かれるのか、売買契約時に必ず説明されますので、入金まで「ローンがいくら残っているのか」きちんと覚えておくようにしましょう。

車のローンが残っている場合、車を買取してもらう事はできる?できない?

大手業者の場合にはそれほど不安感もないと思いますが、中古買取業者に直で売ったりする場合は、はじめて聞くような業者が殆どだと思います。

中小の買取業者や個人でやっているような場合、売買契約が終わり、引き渡してから入金があるまでの数日間、簡単な契約書1枚で待つことになりますが心配したりせず落ち着いて待っておきましょう。

最後に

車の売却といえば、以前は下取りというのが当たり前でしたが、下取りの場合には査定金額が本当に適正なのか、わかりにくいという問題がありました。

つまり、本当に妥当な金額で下取りしてくれているのか、不明瞭だという問題があったのです。

この問題を解決したのが車買取一括査定サービスと買取業者ということになります。

これらを利用することで売却する車をしっかりと査定して妥当な額で売却できるようになりました。

もちろん、若干面倒な作業は伴いますが、車のような高額な商品の場合には十分すぎるほどの見返りがあることになります。